嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

桜の時期に日本出張

3 月終わりから 4 月頭の 2 週間ほど、仕事で日本に出張した。

 

日本での妊婦検診とそれに伴う諸手続き

 

今回の一時帰国に合わせ、出産でお世話になる予定の病院で 3 ヶ月ぶりの妊婦検診があった。久しぶりだったこともあるせいか、かなり丁寧にエコーを見てくれた。私は台湾での検査で見慣れたものだったが、一緒に行った夫くんは初めてみる赤ちゃんの「背骨」「足の骨」「肺」などに興奮していた。台湾での各種検査結果を持参し問診の際に先生に見せたところ「台湾ではこんなに色々細かく調べるんですね...!」と感心された。以前、日本でも台湾でも出産経験のある台湾人の先輩が
「台湾のほうが妊娠した時の検査とか丁寧だし種類も多いと思う」
と言っていたのだが、病院での先生の発言から「先輩の言った通りなのね」と思ったりした。

さて、この妊婦検診を前に、夫くんの住む市に転入届けを出した。というのも、出産一時金をもらえるようにするのと、日本滞在中の保険証を得るためだ。日本にいた頃は私もこの市に住民票があり母子手帳もそこでもらっていた。赴任直前、海外転出届けを提出する時に
「出産は帰国してこの市内の病院で行い、
 出産後も育休でしばらく日本にいる予定なのですが、
 出産一時金はもらえますか?」

と相談したところ、職員さんが
「産休で帰国された際に再び転入届けを出してもらえれば出ますよ」
ということを教えてくれた。実際の産休は来月半ばからなのだが、今回の検診で母子手帳と一緒にもらった検診のチケットを使うため、一足先に転入することにしたのだ。

保険証については、当初夫くんの保険の扶養に半年ほど入れてもらうつもりでいた。しかし、夫くんに調べてもらったところ、海外であれ年収が 130 万円を超えると扶養として認めてもらえないことが発覚し、ならば仕方がないということで国民健康保険に加入することにした。台湾でも健康保険代を支払っているため、育休中は 2 つの国で健康保険代をそれぞれ支払うことになり損をしているような気もする。しかし、たった半年ちょっとの日本での育休でも病院に行く可能性は無きにしも非ずなので仕方ない。。

なお、転入には

  • パスポート(特に日本に帰国した日付のスタンプが必須)
  • 戸籍謄本
  • 戸籍の附表(住民票登録地の変遷が記載されているもの)

が必要となる。パスポート以外は帰国前に家族など代理の人にお願いしておくと帰国後の転入届けの準備が楽かもしれない。

そういえば、戸籍の附表を発行してもらって気づいたのだが、私の海外転出先が『中国』となっていた。役所の職員さんに聞いたところ「台湾は国として日本では認められていないので」とのことだった。この話、台湾の同僚が聞いたら怒りそうなので秘密にしておこう。。

 

桜咲き、散る

 

私が出張で日本に帰国した時は、ちょうど様々な所で桜が咲き始めた頃だった。一週間も経つと『都内では桜が満開で見頃』というニュースが流れ、私が帰国する頃には桜は散り始めていた。

私の地元は日本でも桜の名所として有名なところなので、小さい頃から桜には思い入れがある。台湾への赴任が決まった時は「しばらく桜は見られないだろうな...」と思っていたので、今回の出張はちょうど良いタイミングだった。そこで、私と夫くんで『満開』と言われた週末にちょっとだけお花見をした。

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もしまた来年も運良く同じくらいの時期に出張が入るなら今度は 3 人でお花見できるはずだ。そうできたら楽しいだろうな。そして、数年先でも良いから、私が小さい頃ずっと見ていた地元の桜を夫くんにも子どもにも見せてあげられたらいいなと思う。