嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

駁二藝術特区・ 打狗英国領事館(高雄)

 せっかく台湾にいるので台湾で観光した場所についても紹介したいと思う。

今日は、ホームシック⬆︎のきっかけになった高雄について。

高雄は仕事で行っていたため、さほど観光はしていない。私が見た少ないスポットから得た高雄の印象は『アート』と『美味しいシーフード』。そこでまず今日は『アート』な場所を紹介しようと思う。

 

現代アート特区

 

『アート』な場所代表は「駁二藝術特区」というところ。地下鉄橘線(オレンジ線)鹽埕埔駅 1 番出口を出て真っ直ぐ歩くこと 5 分ほど。波止場脇の倉庫群を含む一帯を新進気鋭のアーティスト達がアートスポットとして変貌させたことで知られる駁二藝術特区にたどり着く。

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敷地は結構な広さなのだが、倉庫の中はもちろんのこと、倉庫の壁や外のいたる所に作品が点在していて飽きずに見て回れる。例えば、写真にあるようなトランスフォーマーみたいなものや変なモンスターが展示されていたりする。ちなみに、この変なモンスターは『あるところ』に顔がついていたりするので面白い笑。それ以外にも、ひらけた広い公園のような空間に金属や砂で作られた作品がいくつも置かれていたりする。

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またこの一帯で楽しめるのはアートだけではない。倉庫の中にはレストランやショップもあったりするので、散策して疲れたらちょっと休憩もできる。ショップにはアートに関する本やオシャレなグッズが売られているし、アイス屋さんもあった。一日中楽しめそうなスポットで、老若男女問わず大勢の人がいた。1 人で来るというよりはグループかカップルで来て、作品と一緒に楽しそうに写真を撮っている人たちばかりだった。

私はもちろん 1 人で散策していたわけだけれど、ぷらぷらしつつ
「子どもがちょっと大きくなって歩けるようになったら、
 一緒に来て色々好きに遊ばせるのも楽しそうだな」
なんて思っていた。

 

世界第 2 位になった駅、美麗島

 

さて 2 つめのアートな場所は高雄の地下鉄紅線と橘線の接続駅である美麗島駅。ここは「世界で一番美しい地下鉄駅ランキング」で第 2 位になったことで有名な駅。目玉は直径 30m に及ぶステンドグラス。残念ながら全景は撮れなかったけれど、綺麗だった。

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このステンドグラスの下にはピアノが置かれている。高雄に到着した日、高鉄高雄駅の乗り換えのためにこの駅に降りた際、イケメンの白人さんがこのピアノを弾いていた。何かのパフォーマンスなのかと思ったら、1 曲弾き終わったら離れて待っていたらしき仲間のところに戻り、とことこ去っていってしまった。「あれ?」と思ってよくよくピアノを見ると『誰でも弾いていいよ。』と書かれていた。単に観光客の人が弾いていただけだったようだ。私も「次に高雄に行く機会があれば何か弾いてみたいかも...!」なんて思ったりした。

 

夕日を見よう

 

さて最後はアートではないけれど「綺麗なものスポット」を紹介する。
高雄で有名な観光地の 1 つが西子湾。ここは夕日が綺麗なことで有名で、中山大学のすぐ西側の浜辺のあたりを指すようだ。でもこの浜辺以外でもオススメな夕日が見える絶景スポットとして後輩ちゃんが連れていってくれたのが「打狗英国領事館文化園区」。地下鉄橘線(オレンジ線)最後の駅、西子灣駅 から結構歩く...のだと思う。私は出張先が近くにあったため、そこから歩いて行ったのでわからなかったのだけど。。詳しくは以下の地図を参照のほど。

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打狗英国領事館文化園区は 1879 年に建てられたイギリス領事館邸のレンガの建物を含む一帯をさす。仕事後に行ったため夕日まであまり時間がなく一帯全体をゆっくり見学はしていないが、レンガの建物内は領事館邸として使われていた当時の様子などが展示されていたりする。夕焼け時刻が近づくと、赤レンガの領事館に夕日が映える。その情景が素敵だった。でもそれ以上に領事館のある高台から見る夕焼けが綺麗だった。

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次に行く機会があれば、その他周辺もゆっくり見学したいなと思うのだった。