嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

息子氏、京都へ行く 2

今日は、夫くんの京都出張にくっついていった京都へのおでかけ日記第 2 弾。第 1 弾はこちらになります。

 

観光する

 

京都滞在 1 日目は夕方到着していたので、2 日目の午後と 3 日目の午前中に京都市内を観光した。

滞在 2 日目の午後、友達とのランチを終えた私は祇園までバスで移動し、そこから八坂神社を抜けて高台寺へ行った。京都に住んでいた友達が「高台寺の紅葉はすごくいい」と教えてくれたいたので、秋に京都に行く機会があれば絶対高台寺に行こうと思っていたのだ。けれど、今回京都に行ったのは 10 月半ば。まだ紅葉の時期には程遠く、紅葉していたのはわずかな木だけだった。12 月上旬、紅葉のシーズンは夜間ライトアップもするとのこと。いつかその時期に来られたら良いな〜。

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滞在 3 日目、午前。夫くんも含め、家族 3 人で伏見稲荷大社へ。夫くんは学生時代京都に住んでいたので伏見稲荷には何度も来たことがあるようなのだが、私が来たのは中学校の修学旅行以来のこと。時間の関係で全部を回ることはできず、今回は三つ辻で引き返した。途中 "おもかる石" も持ったりして「これも中学生以来だ笑」と懐かしく思った。ちなみに、この "おもかる石"、私は軽く、夫くんはだいたい想像程度の重さに感じたとのことだった。
せっかく伏見方面に行ったので、ついでに寺田屋にも足を伸ばしてみた。中も見学してみようとしたのだが「幼児は入れない」とのことだったので、今回は外から眺めただけだった。

2 日にわたる観光中、移動の時はニコニコ起きていたのに、肝心なところで息子くんは爆睡していた。

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さて、京都での観光は、ベビーカーではなく抱っこ紐で移動するほうが良いということがわかった。もちろん、海外の観光客の方がベビーカーで移動していたりしたので、ベビーカーでの移動も無理というわけではないと思う。しかし、お寺には階段があるし、市内の移動もバスが便利だったりするので、やっぱり抱っこ紐のほうが楽だなと思った。

 

食事する

 

今回の京都へのおでかけで一番苦労したのは食事だった。赤ちゃんがいるため『座敷』『(できれば)個室』があるお店を探した。京都に来る前にいくつか前述の条件を満たしつつ京都(ぽい)料理のお店候補を調べておいたのだが、特に予約せずにいた。しかし当日、調べておいたお店はどこも満席で入れなかった。「繁忙期でもないし、平日だし...」とタカをくくっていたのだが、やっぱり京都。いつも混んでるものなのね。。。

そこで結局私たちはデパートのレストランフロアのお店に入ることにした。デパートのレストランフロアを選んだ理由は『ベビーカーのままレストランに入れる』『授乳室・オムツ替台のあるトイレがある』『京都のデパートのレストランフロアに京料理やおばんざいを食べられるお店が入っている』からだ。京都初日の夜はベビーカーを町家に置いてきてしまっていたためデパートでベビーカーを借り、息子くんをそこに乗せてレストランに入った。2 日目の夜は、初日の夜の反省を生かし、ベビーカーに息子くんを乗せてデパートのレストランに行ったのだった。

この経験から『京都で赤ちゃんと一緒にご飯を食べたい時は、赤ちゃんをベビーカーに乗せてデパートのレストランに入るのが最も入りやすい!』ということを私たちは学んだ。レストランフロアなので京料理はもちろんだがそれ以外の料理もあるわけで、複数の選択肢からお店を選ぶことができる。そして、もし赤ちゃんがぐずったらデパート内の授乳室に移動すれば良いため、安心感があるわけだ。また、四条や先斗町にあるような他の飲食店と比べると、比較的空いていて入りやすい...という点もデパートのレストランを選ぶ利点かと思う。

まぁもっとも、行きたいお店は事前に予約しておけば確実なんだけどね。。。

 

さて、もう一つ、今回の京都でのおでかけで最もお世話になったお店を紹介したいと思う。それは、京阪神宮丸太町駅から徒歩 6 分、聖護院八つ橋総本店の横にある Arash's Kitchen だ。ここはペルシャ・インド料理のお店で、京都 2 日目のランチで友達が連れていってくれたのだが、ぐずる息子くんに臨機応変に対応してくれて、ゆっくりランチを楽しむことができた。そんなわけで、赤ちゃん連れの方には一押しのお店なのだ。

オススメの理由は、まず、Arash's Kitchen には入り口脇に小上がりのスペースがあり、そこの席を確保できれば赤ちゃんをゴロンと寝かせてご飯を食べることができる点だ。また、マスターがものすごくフレンドリーで、親切なのもオススメする理由だ。ちょうどランチの忙しい時間を過ぎた頃に来店したことが幸いしたのかもしれないが、食事中に息子くんがぐずって私が食べられないでいたら、マスターが「見ててあげるからゆっくり食べて良いよ」と言って息子くんを抱っこして外であやしてくれた。おかげで料理を楽しめた。そして極めつけが臨機応変な対応。あやしてもらってもまだぐずぐずしている息子くんを見たマスターは、「ここでオムツ替えてもいいし、授乳してもいいよ」と言って、小上がり席に備え付けられているロールスクリーンを『シャッ』と閉めてくれたのだ。この小上がり席には店内側と窓にロールスクリーンがあるのだが、このロールスクリーンを閉めると小上がり席がちょっとした個室になる。そのため、ロールスクリーンを閉めれば周囲を気にせず過ごすことができ、おかげで私はぐずる息子くんに授乳(というかちょっとおっぱいをくわえさせてあげる)ができたのだった。ということで、Arash's Kitchen のマスターには大感謝だった。

そんなわけで、別に私に何かバックがあるわけではないけれど笑、感謝の意を込めてこのお店を紹介したのでした。