嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

生後 4→5ヶ月

生後 5 ヶ月になったので、今日は息子くんの生後 4 ヶ月の様子について書くことにする。

 

寝返...り?

 

⬆︎に書いたのだが、生後 3 ヶ月の息子くんは寝返りしそうでしない日々を過ごしていた。そんなわけで
「いつ寝返るんだい?」
なんて思っていた生後 4 ヶ月に入って早々のある日、息子くんを寝かせておいた部屋から『ゴッッ』という音と泣き声が聞こえてきた。慌てて見に行くと息子くんが布団から落ちて泣いていた。どうも寝返った拍子に布団から落ちてしまったらしい。布団と床の落差は 10 cm くらいで大事にはいたらなかった...が、とてもヒヤッとした。そしてその翌日、明け方、赤ちゃん布団の方角から「んーっ、んーっ」という、息子くんの踏ん張る声が聞こえてきた。「なんだなんだ〜?」と夫くんと 2 人で眠たい目を向けると、息子くんが再び布団から落ちていた。今度は布団と床の落差は 5 cm くらい。落ちることはなく上手に寝返りできたようだった。こうして二度も寝返りを見逃したわけだが、
「いよいよ本格的に寝返りしだして、目が離せなくなるな...」
と気を引き締めた。のだが...その後再び寝返ることはなかった。どうも寝返られたのは段差があったからで、平らな布団の上では全然寝返られず。さらに、一度寝返られたことに満足してしまったのか、以降、生後 5 ヶ月を迎える日を過ぎても 90 度に体を傾けることも少なくなってしまった。

ところが、一昨日ついに平らな布団の上で寝返りできるようになった...ようだ。ようだというのはまたしても見逃したからなのだが...笑。というわけで、真の寝返り成功は生後 5 ヶ月ということだろうか。

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人見...知り?

 

生後 3 ヶ月の終わりあたりから息子くんは私たち両親以外に抱っこされると途端に泣くようになった。けれど、私たちに抱かれている分には他の人にニコニコしている。なので人見知りではないような気もするし...ということで、この現象を『人抱かれ知り』と名付けた。この現象がどれくらい普遍的なのか、私たちは会う人会う人に息子くんを抱っこしてもらった。しかし息子くんは誰に抱っこしてもらっても 1 分もせずに泣いていた。

ところが 10 月半ば、京都におでかけした際、関西の親戚や京都にいる夫くんの知人に抱っこされまくっていた時、ふと気づいたら全然泣かなくなっていた。いつの間にか大丈夫なっていたらしい。それからは両親以外の人の抱っこも大丈夫になった。

結局、人抱かれ知りの状態だったのは約 1 ヶ月。短い『人抱かれ知り』だったな...笑。

 

息子くんは〇〇がお好き?!

 

生後 4 ヶ月になって息子くんはその時々で『マイブーム』をもつようになった。その 1 つ目は保安球。蛍光灯に特別反応することはなかったのだが、「寝るよ〜」と言って電気を保安球に変えた途端に息子くんはテンションをグインとあげていた。目をギュンと見開いて、「ほぁ〜ふわぁ〜」とにこにこ話し出す。そして...寝ない...。なので、我が家では真っ暗にして息子くんが眠くなるのを待ってあげていた。

2 つ目ははむはむ。生後 3 ヶ月の終わり頃から、息子くんは、自分の手をはじめ、おもちゃやタオルやとにかく色んなものを口にくわえて『はむはむ』するようになった。はむはむしながら物の形や素材を学習している...のかな?そして生後 4 ヶ月の後半から今度は物をぺろぺろするようになった。これが 3 つ目のマイブーム。口に入れるというよりは舌を出し、イジリー岡田ばりにぺろぺろする感じ。おもちゃを息子くんの口元に持っていって「ちょんちょん」とつけてあげると舌をぺろっと出して待っていたりもして、すごくかわいい。ちなみにこのブームは現在進行中である。

最後 4 つ目は表情に関するマイブーム。これも生後 4 ヶ月の前半後半で変わっていて、前半は目を開いて口を大きく開いて「あ」と言ったような顔をしていたのが、後半は鼻の下を伸ばして口は「むぉん」と言ったような顔をよくするようになった。前半の「あ」の顔は、私たち親の表情を真似しているのではないかと思っている。というのも、私たちがよく息子くんに「あ〜 ^^」と言いながら目を合わせてあやしていたためだ。しかし、後半の鼻の下を伸ばした表情には心当たりがなく、一体どこで覚えてきたのか謎なのだった。

 

Baby Sleep Regression

 

Baby Sleep Regression(赤ちゃんの睡眠退行現象)』。これが生後 4 ヶ月の一番のキーワードだろう。

生後 4 ヶ月あたりになると赤ちゃんの睡眠パターンは大人に近づき、深い睡眠と浅い睡眠を繰り返すようになる。すると、浅い睡眠時に赤ちゃんは目が覚めてしまうことがある。目が覚めた赤ちゃんは自力で眠ることができないため、泣いて親に助けを求めることになる。前述のように深い睡眠・浅い睡眠を繰り返している生後 4 ヶ月あたりの赤ちゃんは、たとえそれまで夜によく眠ってくれていたとしても、月齢が小さかった頃のように浅い睡眠時に何度も起きてしまうようになる。この現象を『Baby Sleep Regresison』と言うのだ。日本ではほとんど聞いたことがなかったが、欧米では知られた現象らしい。

⬆︎のように、うちの息子くんは生後 4 ヶ月になるまで本当によく寝てくれていた。夜は大人と同じくらい、感覚的には 7 時間くらい寝てくれていた。それが、生後 4 ヶ月に入って間もなく、突然夜中何度も、感覚的には約 2 時間おきに起きてしまうようになった。最初は「暖かくしすぎなのかな?」「お腹いっぱいじゃないのかな?」など睡眠を妨げる原因を考えてみたのだが、該当しそうな要因を排除しても息子くんの睡眠状況が改善されないため更に色々調べたところ『Baby Sleep Regresison』という現象にいきついた。『Baby Sleep Regresison』は寝返りや首すわりのような成長の証の一つなので、今では神経質にならず
「まぁ大人に近づいている証なのだし仕方ないか ^^;」
とおおらかな気持ちで様子を見ている。

とはいえ、せっかく普通の睡眠ができていたのに再び夜中何度も起こされるのは正直つらいところもある。そこで、少しでも長く赤ちゃんが寝てくれるために、『Baby Sleep Regresison』を紹介しているページでは次のような戦略が提案されていた:

  1. 今まで通りに寝つかせる
  2. 赤ちゃんをくるんでみる(おくるみ)
  3. 夜 22-23 時あたりに授乳する(ちなみにその前の授乳は 18-19 時を想定)
  4. スウィングで寝かせる
  5. 旦那さんなど家族に夜中の寝かしつけをたまに交代してもらう

もともと我が家では息子くんが寝るのが 22-23 時くらいなので、3 に近いことは行われている。1, 2 も試してみたが、あまり効果がなかった。ということで、1 ヶ月経った現在も息子くんの『Baby Sleep Regresison』は続いているのだが有効な解決策はまだみつかっていないのだった。