嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

台湾で妊婦検診 3 回目

3 月半ば過ぎ、台湾の病院で 3 回目となる妊婦検診に行った。

お陰様で赤ちゃんも順調に大きくなっており、体重は前回の検診の倍以上、1400 g を超えていた。とはいえ、週数相当な標準体重らしいのだが。順調なのが幸いしてか、問診では最初に
「胎動感じてますか?」
と聞かれて終わり。あとはなんと、担当の先生と雑談!先生が 6 月に学会で東京に行くらしく、東京のオススメのご飯屋さんを聞かれたのだ。その時にメールアドレスも渡されたので、後日オススメのお店を 10 件ほどメールで紹介した。

 

検査やら予防接種やら色々

 

さて、今回の検診では、検査や予防接種をいくつかまとめておこなった。

まず妊婦の糖尿病の検査。検査のため、検診日当日は 15 時以降の飲食は禁止だった。私は 50GCT の検査をおこなった。この検査では 50g のグルコースを 300cc の水に溶かして飲む。そして、最初の一口から 1 時間後に採血し、血液中のブドウ糖濃度を測る。なお、グルコース水は 15 分の間に飲みきらなくてはいけない。結構甘いので飲みきるのも一苦労。。

次に、糖尿病用の採血と一緒に行われたのが胎児の脊髄性筋萎縮症(SMA)検査。詳細はこちらを参照のほど。この日は単に採血だけで、結果は後日となる。

そして最後が百日咳の予防接種。こちらも上記昔の記事を参照のほど。百日咳の予防接種は日本ではおこなわれていないので、受けられたのは良かったのかもとか思ったりする。

さて、どの検査・予防接種もそうなのだが、諸々おこなうまでのシステムが日本とちょっと違う。まず担当の先生との問診後に、先生から当日行うべき検査・注射の処方に関して書かれた紙をもらう。これを持って支払い窓口に行き、診察代と検査代・薬品代を支払う。その後薬剤師さんのいる窓口で先生からもらった紙を再び見せると、薬剤師さんが検査・注射に必要な薬品をくれる。これら薬品を持って血液採取のカウンターや予防接種をしてくれる看護師さんのいる部屋に行き処理をしてもらう。処理後、薬品そのものは病院で廃棄してくれるが、薬品の入っていたケースは患者が自分で廃棄しなくてはいけない。ということは、ケースだけなら持ち帰ることもできたりする。私はケースを持ち帰って、後日 FaceTime をしている時に夫くんに見せたりした。下の写真は百日咳の予防接種で接種された薬品の箱。中国語だけど、横に成分が書かれている。

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日本では看護師さんらが検査・注射の準備してくれるので、自分で薬品を手に持つことはないし、支払いも全て済ませた後におこなうものだと思う。しかし、台湾の、少なくとも私が通院している病院では検査・注射に至るプロセスが "セルフ" 感満載だなと思ったのだった。

 

おまけ

そういえば、上記↑ 1 回目の妊婦検診の記事で書いた「見たことのない血圧計」の写真をようやく撮ってきたので、おまけで載せることにする。こんな感じ↓。計測ボタンが手を伸ばした先にあるのは効率的かもしれない。

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最後に。

先日発生した熊本の大地震。台湾だと日本ほどは詳細に情報が入ってくるわけではないのですが、大きな揺れがまだ続いているようで心配です。一日も早く地震がおさまって、生活が落ち着くことを心から祈っています。