嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

台湾で結婚写真その4 〜撮影〜

今回は結婚写真撮影日当日の話。撮影は 1 日かかりで行われる。朝が早く、終わったのは夕方 17 時くらいだった。

 

アポなしロケでどきどき!!

 

撮影日は、朝 8:30 にはスタジオに入り、まずはロケ用の衣装を着てヘアセットとメイクをされた。私だけではなく夫くんもヘアセットとメイクを施される。夫くんは韓国人俳優のような髪型になっていた。メイクにあたり、夫くんは生まれて初めて眉毛をカットされていた。これまで私がどんなにお願いしても「やだ!」と言ってさせてくれなかったのに、メイクさんには逆らえなかったらしい。

10 時ちょっと前くらい、カメラマンさん、アシスタントさん、通訳さんと一緒にロケへ。まずタクシーに乗ってレンガが印象的な街並みに連れていかれた。迪化街かなと思っていたのだが、後で調べたら剥皮寮歴史街区というところだった。着いた途端にたまたま日本人の観光客さんがいて「お幸せに!」と声をかけてくれた。アポなしで撮影しているため、通行人の方から観光客まで見られまくるし写真も撮られる。そんな中、カメラマンさんに「ハグしてー」とか「キスしてー」とか言われながら撮影した。通路にいたお店のおばちゃんを見ながら撮影していた時は、私たちも恥ずかしかったが、おばちゃんも目のやりどころに困っていたっぽく、目が泳いでいた...。

剥皮寮歴史街区での撮影が終わったら、夫くんは用意してきたカジュアル目な衣装に着替えた。だが、その着替え、なんと街中に 1 人用のテント↓の中でおこなった。写真は着替え中の夫くんとタクシー運転手さん。

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次の撮影は淡水河の横の公園。ここで撮影の準備をしていたら、近くにいた台湾人が風船をくれた。そこで、その風船も使って写真を撮った。

剥皮寮歴史街区でも河のそばでも、街中でのロケは通行人に注目されながらだったため、かなり恥ずかしかったしドキドキだった。

 

様々なシーンでのスタジオ撮影

 

ロケでの撮影が終わったらスタジオでの撮影。そこで次のドレスに衣装替え。衣装に合わせて私も夫くんもメイクとヘアスタイルをチェンジ。2 着目は白いロングのドレス。

スタジオの中には様々なシーンが用意されている。図書館みたいな場所、螺旋階段、洋風な客間のような場所、バーなどなど。それからスタンダードな白背景の壁もあったりする。こういったいくつかの場所で撮影を行う。

一通り白いドレスで撮影をしたら、最後の衣装にチェンジ。ここでもやはりメイクとヘアスタイルが変更される。夫くんに関しては「衣装の数に合わせてヘアメイクは 2 種類だけ」と聞いていたのだが、なんやかんやとやってくれたようだ。ラッキー。ちなみに最後の夫くんのヘアスタイルはオールバックだった。一方私の最後のドレスは黒いタイトなドレス。このドレスは妊婦のお腹を目立たせるために選んだりもしていたため、お腹を抱えているマタニティな雰囲気の写真も撮ってもらった。

 

ラッキーな 1 日

 

この撮影日、通訳さんによると私はとてもラッキーだったらしい。当日キャンセルが入ったらしく、かすみ草のブーケを使わせてもらえ、さらに、メイクさんがそのかすみ草と自分で用意していた紫陽花を使って生花の髪飾りも作ってくれたのだ。それからロケのところでも書いたように、風船。ロケではショートのドレスを着たのだが、衣装選びの時にスタッフさんから「このドレスを着て風船を持って写真を撮ったりすると可愛いわよね」と言われていたので「風船いいなー」と密かに思っていたのだ。花に風船になんてそうあることではないようで、「あなたはラッキーな花嫁ね!」と言われた。

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それから、スタジオでの撮影で一緒になったカップルが偶然日本人だったのだが、その 2 人から「どうやってこのお店を知ったんですか?中国語話せるんですか?」と聞かれた。花嫁さんのほうが中国語が堪能か台湾人なのからしく、「ここ、中国語ができないとやり取りが難しいから、日本人には知られてないんですよね。」と言っていた。そのことを聞いて、お店を紹介してくれて契約など仲介をしてくれた先輩には本当に感謝だなと思ったのだった。