嫁は海外赴任中

嫁は海外赴任中

台湾で単身赴任中(現在育休中@日本)の嫁の生活を書いています。いつか誰かの役に立てれば幸いです。

妊婦のタブー in 台湾

迷信的なものから科学的根拠に基づいたものまで、妊娠すると「〇〇しちゃいけないよ」と言われることがあるのではないだろうか。私が日本で聞いたことがあったり言われたりしたのはどれも割と科学的根拠に基づいたもので、「背伸びをしてはいけない」とか「自転車に乗ってはいけない」「マグロとか鮭など大型魚を食べてはいけない」など。迷信的なものでは「妊婦さんはお葬式に出てはいけない」というのを知っている程度だ。だが、本当はもっと色々あるのだろう。

同じように台湾でも妊婦さんのタブーとして言われていることがある。ちょっと調べたところによると、「引越しをしてはいけない」「醤油を食べてはいけない」「ハサミを使ってはいけない」なんてのがあるらしい(以下のサイト参照)。しかし、私の職場には出産経験がある女性がいなかったため色々言われることがなかった。唯一言われたのは、出張の時に一緒に宿泊していた後輩ちゃんから
「妊婦は湯船つかっちゃいけないらしいよ!」
と、
「妊婦は薬膳は食べちゃだめだよ!」
だった。

まず湯船については、台湾の水道水の質が良くないことが由来しているのかもしれない。そんな質の悪い水を使ってお湯をはることになるので、湯船につかるのが良くないと言われているのかもしれない。でもそもそも台湾では湯船につかる文化がなく、普段生活していた台湾の部屋には湯船がなかった。そのため、湯船につかる機会は後輩ちゃんと泊まった出張時のホテルだけだった。ということでタブーを破る機会はほぼなかった。
薬膳のほうは、「妊婦さんには飲めない薬がある」というところに通じていて、「体と胎児にどんな影響があるかわからないから、よくわからない薬を口にしてはいけない」からだろう。しかし、そもそも薬膳料理はちょっと抵抗があり食べる機会もなく、こちらにも縁がなかったのだった。

 

ハサミの使用など、迷信的なタブーは破っていることもあるけれども、何はともあれ無事に生まれてくれたから良かった良かった。

 

 

〜参考にしたサイト〜